AIやロボットにはできない仕事は?将来絶対になくならない職業は何?

今回は「AIやロボットにはできない仕事」に焦点を当て、そのAI機能が世情を網羅した場合でも「将来絶対になくならない職業は何か?」について検証し、ご紹介していきます。

AIというのはいわゆる「人工知能」のことを指しており、この知能の機能・能力というのは、現代人にとっても計り知れない程のキャパシティを持ち合せていると言われます。

このような膨大な程の機能性豊かなツールが世情を占領しても、果たして人力でなくては働かない・運用することができない職種もあるわけで、今回はその辺りにスポットを当ててご紹介します。ぜひ将来の就活時にでもご参考にしてみて下さい。

目次

AIやロボットにはできない仕事

さて、いきなり今回の本題に入っていきましょう。

「AIやロボットにはできない仕事」というのは、果たしてどんな仕事なのでしょう?

まず機械ではなく人力(人の力や能力)でしか出来ない仕事というのは、〝臨機応変に出来る仕事・そうしなければならない仕事〟がトップに来て、その延長にクリエイトする仕事・ルーティンでは賄えない突発的な仕事などが折り重なります。

つまり、決まり切った仕事過程では賄えない仕事全般となり、規定のプログラムを踏襲すること以外の仕事を指すことになります。

上記を踏まえる上で、現代において最も〝強い〟とされる職種は「クリエイティブ系の仕事」とされており、人の能力・才能でなくてはその仕事が発起できない、という内容のものです。

コンピューターシステムというのは基本的に「あらかじめ誰かがプログラムを入力し、そのプログラムを踏襲・実践する形で仕事をこなしていく」といった既存型の働きとなり、いきなり新しい仕事を発想する・・・といった事は出来ません。

現代では新しい人工知能過程においてこの「発想」の点でも成果をそれなりにあげている分野もありますが、まだ人間が備えている能力には追い付いていません(どうしても既存のプログラムが必要になります)。

このクリエイティブ系の仕事でいう場合、主に以下の仕事が就活市場ではあげられています。

・作家全般

・イラストレーター

・グラフィックデザイナー

・Webデザイナー

・ゲームデザイナー

・CGデザイナー(CGクリエイター)

・DTPデザイナー(DTPクリエイター)

・広告デザイナー

・アートディレクター

・パッケージデザイナー

・エディトリアルデザイナー

・フォトグラファー

・モデル(パタンナーやモデリスト)

・インテリアデザイナー(インテリアコーディネーター)

・建築家

・ファッションデザイナー

・コンサル系の職種(マーチャンダイザーやフィナンシャルプランナー)

まだまだ色々と挙げられると思いますが、だいたいこんな感じで、とくに「デザイナー系」をはじめ、モデルやコンサル系職種が非常に有利になります。

将来設計のためには自己分析が必須

先述でご紹介しました「AI時代になっても将来的になくならない仕事」のサンプルですが、どの職種に就く場合でも、基本的には「自己分析」をしておくことが必須になります。

これはいわゆる進学や就活において必須の事になりますが、自分がどの分野に向いているか・向いていないかを事前に見極めておくことで、将来的になくならない仕事と自分の相性を的確に見定めることが出来るようになります。

つまり、いくら将来的になくならない仕事が沢山見つかっても、その1つ1つに自分が就職できなければ意味がないわけで、そのための職種と自己能力との埋め合わせが必要になるわけです。

なので、このような「将来設計に必要な推定・推計」をする場合には、必ず自己分析をして能力と仕事の相性を見極めておき、いざ就職する段階において困窮しないよう配慮することが大切です。

・自分の好きなこと

・現在における自分の学歴

・現在における自分が取得している資格

・特技

・不得手なもの

・理想の仕事環境

・理想の給与

・自宅から職場までの理想的な距離

 

最低でもこれくらいの分析は必ずしておき、実際に就職する時に役立てられる情報収集を徹底しましょう。

さらに有利な「なくならない仕事」について

 

先述でご紹介しました「AI時代になってもなくならない仕事」を参考にする上で、さらに〝これらの仕事はその中でもとくに生き残る仕事〟と言えるものをピックアップしてみましょう。

・コンピューター関係のシステムアナリスト

・カウンセラー(医療関係でもセラピー関連でもOK)

・医者

・弁護士

・作家(画家、小説家、漫画家など全般)

・トレーナー(スポーツトレーナーやドッグトレーナーなど)

・営業関連系

・経営関係

・デザイナー関係全般

・芸能人

・警察

・裁判官

・政治家

・法律学者

・各種コーディネーター

ざっとあげればこんな感じです。

ここでもやはり「クリエイティブ系」「デザイナー系」の仕事がその顔を覗かせますが、それよりも「人力そのものに価値が置かれる仕事」や、人が持つ臨機応変に対応できる能力が発揮される職種が目立ってくることになります。

とくに警察や裁判官、そして政治家や芸能人、作家などは、その人自体に働きが求められ、その人独自の才能によって仕事が賄われることになるため、AIでは到底間に合わない仕事になります。

AIと共存することも大事になる!

先述では、AIと平行線上になる形で他の職種の紹介をしてきましたが、やはり今後はどんどんAIによる仕事率が向上することが想定されるため、そのAI機能との共存を図ることも重要になるでしょう。

つまり作家の仕事をする場合でも、この分野は人力によって賄い、他の分野はAIによって賄うといった「AI機能を利用・活用する形での仕事のあり方」を指します。

実際に現代においてこのような「AI機能を流用しながら働く」というビジネススタイルが確立されてきており、時代がAI・IT関連企業にどんどん押しやられていっても、その世情を逆手に取る形で人力の入っていける隙間を目指す産業も増えています。

このように、たとえAI時代の勢い・飛躍が目覚ましくなったとしても、人力による仕事が完全に衰退してしまうことはなく、むしろ「これまで人力では出来なかった仕事」にそのAI機能を充てる形で、さらに人間力を向上させるきっかけにする事も出来るのです。

まとめ

今回は「AI・ロボットに出来ない仕事」のご紹介をはじめ、AI時代到来に際して「生き残る仕事・将来において確実にありつける仕事」をご紹介してきました。

AIは「人工知能」と言われていても、機械・コンピューターには違いありません。

つまりAIの機能では「計算力が高い事」「人為的ミスがない事」「作業が速い事」「生産率が上がる事」などの数々の利点が見られる上で、人が独自に持つクリエイティブ系の仕事が出来ないように、あらかじめプログラム設定されなければ使えない代物なのです。

この周知の理解が、AI時代・IT時代到来となると得てして見落とされがちになり、「機械は万能!」といった無機質な壁を作り上げることが頻繁にあります。

ですが、「一から仕事をすることが出来ない(プログラムされなければ仕事が出来ない)」という規定条件がAIにはあるため、この点を上回る能力を備える人間力が生き残る分野は今後のビジネスシーンでも多くあり、その分野を見付けることが重要になるでしょう。

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