AI時代に日本で無くなる仕事と生き残る仕事!失業対策は?

今回は「AI時代に日本で無くなる仕事と生き残る仕事・その際の失業対策」と題して、現代騒がれているAI時代だからこそ懸念されるいろんな問題を掘り下げてみたいと思います。

AI時代というのはいわゆる「人工知能が活躍する時代」のことを指していて、つまり「人間の力をあまり必要としなくてもよくなった時代」のことを暗黙に意味します。

この辺りの〝全国的な事情〟によって、果たして失業に至る経過は本当にあるのでしょうか?

ぜひご参考下さい。

目次

AIによる影響って?

まずは「AI」そのものについて見ておきましょう。

AIというのはいわゆる「artificial intelligence」という英語の略称で、その意味は「人工知能」を指します。

コンピューター時代の到来・IT時代の到来などと世間ではもてはやされていますが、この「コンピューター時代」そのものを彩っているのがこのAIです。

人の技術・知能(つまり能力)を超えた力をコンピューターが持ってしまうことによって、人力を必要としなくなった時代がささやかれているのです。

ここまでのご説明ですでにわかると思いますが、コンピューターの力がそれほど強大になれば、これまで人が請け負ってきた仕事のほとんどもAI(コンピューターの能力)で賄えてしまうことになり、仕事の面では「失業が増えてくる…」という事態になるでしょう。

この失業時代の先駆けとしてAIによる技術躍進がかなり横行しており、現代、すでにAIの快適さ・便利さによって、多くの失業者が出ていることは確かです。

ゲーム業界、IT企業、外資系企業、不動産業、経営コンサルタント(系企業)、その他の分野でも「コンピューターを扱った企業(パソコンを使っている企業も含め)」は人による力をそれほど必要としないため、人件費を安くするためにもリストラが増えています。

IT関連に強い人だけが生き残る?

よくこの「AI時代にはIT関連のスキルが高い人だけが生き残る(仕事にありつける)」といった標語が見られますが、それは本当でしょうか?

確かにコンピューター・パソコンが主流に扱われている企業においては「パソコンスキル・能力が高い社員」が優遇され、その出世・社会的地位にしても安定しそうなものです。

ですが、これは間違いなのです。

企業にとっては「使いやすい人材・即戦力になる人材」を雇用するのは常であり、それは特定の分野において技術・能力が高いことだけを指さず、とにかく「企業に尽くしてくれる人材」を雇用する形を取ります。

「これだけ資格を持っているのに採用試験に落ちた!」や「即戦力になれる条件をあれだけ提示できたのに不採用になった…」などの声が転職サイトでもよく聞かれますが、その場合でも「会社・仕事に尽くす姿勢がどれだけあるか」によって振り落とされています。

ようは〝企業にどれだけ従順に尽くすことができるかを図る人間力〟の差により採用・不採用が分かれており、それはIT関連技術の高低によらず、その人の性格や人格によって決まる点が大きいのです。

AI時代になって日本から無くなる仕事とは

さて、今回のメインテーマに入っていきましょう。

「AI時代になって日本から無くなる仕事」には一体どんなものがあるのでしょうか?

それはつまり、コンピューター処理によって賄える仕事の類となります。

つまり、パソコン・電子メディアの活躍によってしなくても良い作業が多い仕事であれば、人の力がまったく必要なくなり、AI(人工知能)に取って代わられる仕事の類に含まれるわけです。

・電話オペレーター

・お店のレジ係

・不動産ブローカーやディーラー

・スポーツの審判(判定員)

・銀行の融資担当

・娯楽施設などの案内員

・通訳者(同時通訳のみ残る)

・集金担当者

・ネイリスト

・クレジットカード申込者の承認や調査の担当員

・代行員

・データ入力作業者

・映写技師

・工場などのルーティン作業担当者

・測量技師

・建設機器関連のオペレーター

・クレジットアナリスト

・営業員

・介護士

・造園業者

・ガソリンスタンド店員

 

他にもいろいろとありますが、AIに置き換えることによってべつに人の力が必要ない仕事はみんな省かれる形になるでしょう。

介護士に関しては現代でもまだまだ物議を醸していますが、食事介助、着脱介助、移動介助などをはじめ、もしAI技術で本格的に代行できるようになればその実践も現実化するものと思われます。

それもこれも「人件費を抑えること」と「さらに正確性を期すビジネス上のノルマ達成」が影響しているわけで、セルフでできるところはセルフ(この場合はコンピューター処理による技術)で賄おうというのがAI時代の醍醐味となるようです。

AI時代になって日本から生き残る仕事とは

 

それでは逆に、AI時代の影響を受けても生き残る仕事というのはどんなものでしょう?

この場合は先述の逆を考えれば良いわけです。

つまり、「人による能力・技術がどうしても必要な仕事」となります。

 

・芸術関連の仕事

・文章執筆系職種

・土木関連企業

・住宅関連事業

・あらゆる職種における起案事業

・クリエイティブ関連事業

・保育士

・デザイナー

・エンジニア

・カウンセラー

・インターネット事業関連(ブロガー、ユーチューバー、インスタグラマーなど)

・エコノミスト

・評論家(レビュー担当者も含む)

・医者(鍼灸師、歯科医、リハビリ師なども含む)

・美容師(理容師)

・博士

・修士

・学者

他にもあげられますが、だいたい「人の能力がメインになっている仕事」がそのほとんどを占め、その力(人のオリジナルの力)なくしては成立しない職種関連がAI時代に生き残る仕事の主な対象になるでしょう。

失業対策にはどんなものがある?

ここで今回のもう1つのメインテーマです。

AI時代になってしまえば、どうしても「無くなってしまう仕事」が出て来かねない世情も確かに見られます。

そんな場合、「せっかく○○の仕事を目指して頑張ってきたのに…!」と困惑してしまう人も結構多く居ることでしょう。

そんな時、役立つ失業対策としてはどんな方法があるのでしょう?

・転職サイトの活用

・転職エージェントの活用

・ハローワークの利用

まずこれらが筆頭であげられるでしょう。

ですが、これらの方法を上手く利用しようにも、無くなってしまう仕事は探しても無いわけなので、結局、路頭に迷うこと状態が強いられます。

そんな場合に役立つのが、「本来したかったその仕事から、スライドできる職種を見付けること」です。

そして、その分野でのスキルを磨き続け、才能を伸ばしたり資格があれば取得するという努力をすることも一つです。

環境やスキルが整っている倍であれば、「自身でビジネスを立ち上げる」ことも可能になるでしょう。

これは自分の趣味から仕事へ延長させる方法が効果的で、まずは「条件を必要とせず、誰でもできる物事・作業」を見付けてみることが先決になります。

・字を書くこと

・クリエイトすること(想像して仕事を生み出すこと)

・人と人との触れ合いによって成り立っている仕事

ここではこの3点の視点が重要になってくるでしょう。

「字を書くこと」や「クリエイトすること」というのは、環境・条件を与えられなくても誰でも出来る仕事になります。

そしてAI時代が到来しても、「人間力・人のオリジナルの力」がメインとなる仕事なので無くなることはありません。

自分が本来したかった仕事から、どうすればその「AI時代が到来しても無くならず、環境・条件を与えられなくでも出来る仕事」に置き換えられるか(スライドできるか)、を考えてみましょう。

たいていの仕事というのは職種別で並んでいますが、どれも学際的につながって成立しています。

なので、自分の得意分野を見付けておき、それを生かす職種分野を探す場合、必ずスライドしながら別の職種分野で〝自分の活躍フィールド〟を見付け出すことはできます。

その点に着目し、自分だからこそ出来る仕事を見付け、その仕事が与えられる職種分野を追究してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「AI時代で無くなる仕事・生き残る仕事」をメインに、その場合に必要となる「転職対策・失業対策」についてご紹介しました。

AI時代というのはひとえに〝IT時代〟が到来した時にささやかれていたもので、「人の力がコンピューター能力に取って代わられる時代」として見定められてきました。

それによって、従来なら人が携わることが出来ていた仕事でもコンピューター処理に任され、その分、仕事からあぶれる人がかなり多くなると懸念されました。

ですが、そんな場合でも失業対策になる方法はいくらでもあり、そのうちの1つが(今回ご紹介しました)「自分の得意分野を見定めた上でのスライド転職法」です。

職種分野を識別して見極めるのではなく、どれも学際的につながっている仕事分野として見定めておき、自分の能力を活躍させられる職種を見付け、それに全力投球して転職活動をするという、模索型の転職活動の形になるでしょう。

この場合は〝自己分析〟が必ず大事になるので、職種ニーズと自己能力の斡旋を見計らっておき、いつでも自分の職場を賄える方法を模索しておくことが先決となるでしょう。

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