内反小趾・外反母趾が痛い時の対策！簡単な治し方はある？

皆さんこんにちは、今回は「内反小趾・外反母趾が痛い時の対策！簡単な治し方はある？」と題して、内反小趾・外反母趾で悩んでおられる方のためのお役立ち情報をご紹介します。

内反尖足・外反母趾というのはどちらかというと女性の方が多い傾向にあり、とくに生まれ付きの体質や歩く時の姿勢、また就労環境などによる足の酷使などによってなってしまう可能性が高いとされています。

でも、どうしても外反母趾になってしまうと痛みが伴い、履きたい靴も履けなくなる可能性が高いことから、外反母趾の正しい直し方・早期解決が望まれるものです。

今回ご紹介する情報をぜひ活用して頂き、外反母趾の早期解決に役立ててみて下さい。

外反母趾(内反小）ってどんなもの？

まずは「外反母趾」そのものの状態から見ていきましょう。

外反母趾というのは、一般的に「足の親指が内転する形で小指の方へ曲がってしまい、その親指の付け根の部分の骨が異常に突出してしまう状態」になります。

この場合、その親指付け根の骨が靴の内壁にこすれるなどして痛みが伴い、場合によっては歩けない程の痛さになってしまうこともあります。

内反小趾は外反母趾の逆で、「足の小指の骨が親指側に向かって曲がってしまうことで、足の外側の骨が突出してしまう状態」です。

歳を取るとよく変形性膝関節症などの骨が曲がってしまう疾患が見られますが、この外反母趾や内反小趾というのは老若を問わずになってしまう傾向が高く、若い女性でも体質によっては（ヘルニアの症状と同じ傾向で）なってしまうので注意が必要です。

歩く時には骨の痛みをかばって歩く姿勢になるため、これも場合によってはかなり厄介な問題になってしまい、人によってはそれが理由で猫背になったり、歩く姿勢そのものが悪くなる可能性が高くなります。

外反母趾／内反小趾のセルフチェック

自分の足が外反母趾になっているかどうかというのは、これは素人目にはなかなか分かりにくいものです。

なので、一般に公開されている「外反母趾／内反小趾チェック」というセルフ診断用のチェック項目などを参照しておき、小まめに足の状態を確認しておくことが望まれるでしょう。

まずはこれら点を基準にチェックしておき、少しでも痛みの自覚症状がある場合には、最寄りの病院（外科でOKです）へ行って診てもらうと良いでしょう。

いわゆる骨の疾患となり、ヘルニアなどの骨が曲がる疾患と同じになるため、外科・整形外科をはじめ、マッサージを施行している医院でも、この外反母趾のチェックはしてくれます。

そんなに長距離を歩いていないのになぜか足の痛みがひどい時、その痛みが継続する場合はこの外反母趾の可能性もあるので、小まめにチェックすることを覚えておきましょう。

外反母趾／内反小趾になる原因

次に「外反母趾になってしまう理由・原因」について見ておきましょう。

先述でもご紹介しましたように、外反母趾というのは生まれ持った体質によってもなってしまう可能性があります。

その場合でも最寄りの病院で定期的な治療によって完治しますが、生まれつき外反母趾／内反小趾の人の場合は「自分の足が外反母趾になっている事」「それが骨の疾患である事」に気付かない場合（あるいは気付くのが遅くなってしまう事）があるので要注意です。

この外反母趾／内反小趾になってしまう主な原因としては、一般的に以下の理由があげられます。

こんな感じですが、基本的には「足の指を酷使する事（つま先で歩く事）」や「足を酷使する事」「歩幅が狭く、歩数が多い事」などが主な原因としてあげられます。

つまり簡単に言えば、足の指を酷使するあまりに骨が体重を支えきれなくなって負けてしまい、そのまま内転する形で変形する、といった経過になります。

外反母趾／内反小趾の痛みを防ぐ方法と治し方

さて、今回のメインテーマです。

外反母趾になってしまった場合、まずは次の点に注意することが大切です。

こんな感じになりますが、一般的には「足を酷使しないこと」を踏まえ、なるべく足を快適にしておくことがベターになります。

とくに靴のサイズは少々大きめにしておき、窮屈な物は履かないようにしましょう。この場合、エアシューズなどの負担が少ない靴もかなり効果的です。

またハイヒールはなるべく履かないようにしておき、インソールも厚めの物（クッション性の高い物）を選んでおくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか？

この外反母趾というのは結構多くの女性がなっている〝現代病〟の1つともされ（以前から多い疾患でもありますが）、とくに立ち仕事をしている場合、毎日長距離通学・通勤をしている人の場合、また生まれつきの体質による場合などが見られています。

外反母趾は激しい足の痛みが伴うことが多いため、できるだけ早期の治療が望まれますが、普段から自分でできる予防法もあるため、まずはそちらの方法を試しておくと良いでしょう。

とにかく「足を酷使しないこと」「いつでも足を快適な状態にしておくこと」が大切で、この場合は歩く姿勢や履く靴のデザインなどが参考になります。

できるだけ姿勢よく歩くようにし、ハイヒールやバランスの悪い靴など、足指に負担を掛けない物を選んで履くようにしましょう。