皆さんこんにちは、今回は「TOEICリスニングテストで高得点を取るコツ」をメインテーマに、英語初心者にとっての得点アップの方法について具体的にご紹介していきます。
TOEICやTOEFLなどの英検を受ける場合、ある一定の基準を満たせばそれなりの高得点を獲得することが可能になります。
その方法を知っているかどうかが問題になるだけで、その点をしっかり踏まえておけば、どんな状況からでも巻き返しを図ることができるでしょう。
今回ご紹介する情報をぜひヒントにされ、TOEFLを受ける際の土台・ステップにしてみて下さい!
TOEICリスニングテストの特徴とコツ
TOEICテストを受ける場合には、やはり事前に何か月もそのための準備をし、「どこから英語の問題が出されても大丈夫!」と言えるくらいの気構えで居る人も多いことでしょう。
しかしTOEICテストでは〝最低でも押さえておきたいコツ〟をポイントごとに着手しておくだけで、意外と簡単に得点を伸ばすことができるのです。
まずTOEICテストで得点アップを目指しす際にメインとなるのは、やはり長文読解などをテーマにした「リスニング力」のアップです。
リスニングは基本的にTOEICテストのパート1ステップに見られる程の重要項目とされ、どんな問題でもじっくりリスニングスキルを高めておくことが求められます。
TOEICテストではこのリスニングテストに「写真/イラストなどの画像問題」が出題されており、その画像で展開されるストーリー・雰囲気を事前にピックアップしておき、そこで「何がテーマにされているか?」が具体的に問われます。
そこで問われた内容を英語で答えるという形になりますが、この場合、4つのポイントを英語で答えるというスキルを磨いておけば良いでしょう。
・その内容の全体的なテーマ(何が主旨となっているか)
・質問ごとのポイント
・全体内容の要約
・必要な単語選び
この4点です。
この中でもとくに最初は「全体内容の要約」から着手することが大切で、そのリスニングテストの内容から「大まかに言ってどんな事が聞かれているか?」をポイントごとに導き出しておく事が肝心になります。
そしてその概要の要約に必要な単語をピンポイントで選んでおき、効率の良い解答を用意しておくことが大切になります。
基本的な英語力を身に付けておく
先述では、TOEICテストで出題される一般的なリスニングテストの内容をご紹介しましたが、各項目・ポイントを押さえる場合でも、どうしても英語の基礎力を身に付けておくことは大切です。
この場合に勧められるのが「語彙力」を増やす事で、これは『システム単語』や『単語王』、いま流行りの『キクタン』などで培った単語力でも十分間に合う範囲となるでしょう。
さらにここでおススメしたいのは、英和辞書を(英単語を覚える場合の)参考書にするということです。
少し辞書からの単語習得の場合は時間がかかりますが、その効果は見る見るうちに実感できるものとして表れるので、やった甲斐があったと大きく喜べる成果になります。
具体的な単語の覚え方は、最低でも英和辞書の単語を一通りすべて覚えることです。
その際、覚えた(一度やった)単語の箇所にはマーカーで印を残しておき、自信を付けるためのステップにしてみると良いでしょう。
その際、余計なことを覚える必要はありません。
文法・発音・用例などの類については、主にライティングのほうで必要になります。
とにかく何度も英単語を覚えるための努力をしておき、実践に向けて語彙力を豊富にしておくことが大事になるでしょう。
そうするだけで、聞き流しCDや、TOEICテストで出題される英語のアナウンス内容でも、「何を言っているか?」「どんな単語を使っているのか?」について、うっすら分かるようになってきます。
聞き流しCDを何度も聴いて英語になれる
この「聞き流しCD」というのは一般的に、英会話向け教材に必ずワンセットの形で付けられているオプションツールです。
そのCDに収録されたリスニング用のコンテンツを何度も聴くうちに、自然と「英会話の基本的な学力」が身に付き、それが知らないうちにリスニング力アップのための重要なステップになってくれます。
この際に重要なことは「継続すること」です。
とにかく聞き流しCDを何度も何度も継続して聴くことによって、自分の耳を英語に馴らしておくことが大きな成果を生んでくれます。
よく〝英語耳〟という言葉を聞きますが、これは5歳から6歳までに培われるもので、大人になってからは発達しない…などと言われたりします。
しかしこれが間違いで、大人になってもこの〝英語耳〟は着実に発達し、リスニング力を養うためのサポート・実力になってくれます。
それまで英語・英会話を学べる環境になかった人にとって、その状態から英語を勉強するとなれば「幼少期に培う事しか出来ない英語耳」が一生得られないことになります。
ですが、実際には大人になってから語学・英語を勉強し、翻訳家・通訳家になっている人はゴマンといます。
このように、とにかく〝諦めない姿勢〟をもって何度も継続してリスニング力アップのための学習法を身に付け、少しでも耳を英語に馴れさせるための訓練が重要になります。
英語初心者のリスニングテスト得点アップ法
さて、今回のもう1つのメインテーマです。
「英語初心者のリスニングテスト得点アップ法」とは一体どんなものでしょう?
この場合の効果的な方法は、「出だしと最後を押さえる」という方法です。
つまり、リスニングテストで出題される内容の冒頭の部分で「何が言われているか」を把握しておき、その結論部分(末尾部分)で同じく「どんな内容で締めくくっているか」に注目する勉強法になります。
文章というのは日本語でも英語でも同じく、その内容の重要部分は主に「冒頭」と「末尾」に隠されています。
たとえば冒頭でどんな単語・熟語・表現が使われているかによってその内容のテーマが分かり、さらに結末部分の締めくくり方によっては「そのテーマをここではどのように考察されたか?」が十分把握できます。
とは言っても、その場合の単語選び・表現内容のピックアップ法を覚えておく必要があります。
なのでそのための対策として、以下のキーワードに留意してみましょう。
・Why(理由)
・Where(場所)
・When: 時
・person(人称)
・Who(登場人物)
・Which(選択)
・How(方法)
これらを一応のキーワードにしておき、それぞれの単語がある前後のコンテキスト(文脈)を徹底的に考えてみる方法が勧められます。
それぞれの問題の話題が何なのか、何が問われているのかを、上記のキーワードをもとに確実に聞き取ることができるようにしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「TOEICテストのリスニングテストで高得点を取るコツ」をはじめ、英語初心者の得点アップ法について具体的かつ簡潔にご紹介してきました。
英語初心者が、いきなりTOEICテストなどのやや専門性が高いテストで高得点を取る…と言ってもそれは難しい話です。
なので、そのための実力のストックをしっかりしておく事も大切で、そのためにはまず「単語を覚えて語彙力を豊富にしておく」という方法が勧められます。
語彙力を十分豊富にしておくことにより、リスニングテストでも「何を言っているのか」がフィーリングで分かるようになってきます。
これは従来の大学入試などで見られてきた「ライティングテスト(筆記試験)」でも同じ事が言え、語彙力はすべての英語学習の基本となるためです。
語彙力を増やしておき、聞き流しCDなどを使って自分の耳を英語に馴れさせ、その学習を常日頃から何度も継続しておく事が大切になるでしょう。
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