今回は「一から始めるTOEIC勉強法」をテーマに、その際に何から始めるのが初心者の学習に効果的なのか・・・ということについてご紹介していきます。
TOEICを受けるための勉強というのは、基本的にリーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの4つの分野を勉強すればOKで、それ以上の学習を必要とはしません。
つまり、その4つの項目をまんべんなく進めていける学習環境を設定しておけばよく、そのためのマイペースな学習カリキュラムを組むことが求められます。
今回ご紹介する内容・情報をぜひヒントにされ、あなた独自のパワーアップ型カリキュラムを組んでみて下さい！
TOEICのための英語学習について
まずは「TOEICのための英語学習」というのはどういうものなのか、という点から見ていきましょう。
基本的にTOEICを受けるための英語学習というのは、机上の勉強（従来型の英語学習）では間に合わないことが多いです。
TOEICで受けるテストというのは冒頭でもご紹介しましたように、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの4つの分野となるため、それぞれに適した能力アップをしなければならないのです。
この場合に最も注力される勉強はやはりリスニングで、「ネイティブ感覚で話される英語内容を具体的にかみ砕いて把握する」というスキルがなければ、おのずとスピーキングに活かすことも出来ません。
つまり、スピーキングとリスニングはワンセットで覚える・学習することが大事ということで、これをTOEICテストを受けるための初歩的なステップにしておく必要があるでしょう。
初心者の学習〜単語を覚えることが基本
次に、ライティング・スピーキング・リーディング・リスニングすべてに共通するのが、この「英単語をしっかりインプットしておく事」です。
英単語というのはこの4点の学習項目の土台となる要素としてあり、逆に英単語をしっかり覚えていれば、それだけで各項目のテストの点数も伸びていきます。
この英単語を覚える方法として勧められるのはやはり「英和辞書・和英辞書・単語帳などを使った勉強法」で、参考書を買って英単語を覚える場合でも、その発音のあり方や詳細な意味・（単語の）構成要素に至るまで、しっかり辞書からその知識を得ておくことが重要です。
英和辞書にはこれらの「英単語に関する情報」が満載の形で紹介されているため、どんな英語参考書を購入してそれをメインに学習を進める際でも、必ず1冊は手元に置いておくことが大切です。
英単語を徐々にでもインプットしていけば、たとえ長文読解・聴き取りのテストにしても、そこで何が問われているか・何が書かれているかという事が、おのずとわかってきます。
その内容読解・聴き取りによる解釈をしっかり練習しておき、得点につなげる勉強をすることが重要になります。
聞き流しCDによる学習法
これは主にリスニングテストの点数を上げるための勉強法になります。
ただしこの場合の「聞き流しCD」というのは文字通りにCDだけを指さず、字幕スーパーでの洋画だったり、テレビCMなどで英語を使って話されている内容、何でも共通する形で覚えておきましょう。
つまり、「英語で話されているメディア・スタディサプリ」は何でも利用する、といった精神で居ることが大切で、どんな環境からでもどんな教材でも「英語を聴き取る実力を向上させる学習」に慣れておく事が大切なのです。
リスニング力というのは、これはちょっとやそっとで身に付くものではありません。
やはりそれなりに時間と労力を費やし、それなりに経験を積むことによって、やっと獲得できる実力になります。
つまり、それだけ英語学習には”時間もかかる”という事でもあります。
なので、TOEICテストを受けるのが初めてという場合には、まずこのリスニング力アップのための学習を他の学習（英単語を覚えたりライティングの勉強だったり）と同時に進めておくことが肝心になるでしょう。
英文法と発音を自分なりにでもインプット
次に大切なのがこの「英文法と発音を自分なりにでもインプット」です。
「独学」というのは、たとえば英語を初めて覚える人の場合、どんなにわかりやすく英語教材などでその発音法や文法を学んだとしても、その教材内容に付いていけなくなる可能性が高い点に理由があります。
なので、まずは「完全マイペース型で英語学習をしていく」というスタンスをしっかり取り、それに向けて学習環境を設計しておくことが重要になるでしょう。
この英文法と発音を抜かしてTOEIC（英検）テストを受けた場合、必ずと言ってよいほど、どの項目でも高得点（平均点すらも）望めない結果になっては残念です。
どの分野の学習に際してもこれら2点は基本中の基本になるため、必ず学んでおきましょう。
まず、この英文法を学習する方法においても、英和辞書を片手に学ぶことが最適の方法になるでしょう。あるいは「自分にしっくりくる参考書」を選んでそれで身に付けても良いですが、その場合も必ず辞書は片手に携えておきましょう。
単語ごとに（その単語を使った）例文が紹介されている辞書を買っておき、それで文法のハウトゥをしっかり学び取る事が最上の方法として勧められます（逆に言えばこれ以外に方法はありません）。
英語は実際に使うことが大切！
そして、実際に自分でその英単語を使って覚える事です。
英語も日本語の場合と同じく、使って覚える方法が何より実力になります。
この実践的な方法をもって学習を進め、英語のルールをしっかり学んでおきましょう。
さらに発音のマスター法ですが、これも最初は「辞書に記載されている発音記号を見ながら覚える」という方法がおススメされます。
そして次に聞き流しCDや、ネット上のGoogle翻訳などで（その単語を入力して）実際の発音を聴き取り、その繰り返しをもってインプットしていく方法が良いでしょう。
発音をインプットする場合は「慣れ」です。
慣れることによって「どのアルファベットがどのように発音されるのか」がまずわかり、その上で「その単語で使われているアルファベットがこのように発音されている」という点に気付くことが出来ます。
まとめ
いかがでしたか？
今回は「初めてTOEICテストを受けるための勉強法」をはじめ、英語の基本的な学習法についてご紹介してきました。
英語を初めて勉強する場合には、まず英単語と文法、そして発音をマスターしておくことが大切です。
この場合、発音のマスターは一番後回しにしてもかまいませんが、英単語を覚える際に一緒に覚えておくと効率が上がるでしょう。
TOEICではリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つの項目から出題されるため、そのための勉強をマイペースに進めておく事が大切です。
必ず〝途中で投げ出してしまうような無理なカリキュラム〟を組まずに、自分に優しいカリキュラム・環境をもって勉強を進められるようにしましょう。
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